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松村博司

Author:松村博司
 
テレビに一瞬映ったワンショット

その風景を目指し、先輩と二人で広域地図片手に探し回りました。
まだインターネットが普及していない時代。
半日がかりで見つけました。

それが私の旅の原点。
旅をしたいからブログを書く。
ブログを書きたいから旅をする。
旅が好き。
書くことが好き。
どちらも続けていきたい。

だから旅日記です。




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DATE: CATEGORY:岩手・イーハトーヴの旅
 ~前回のあらすじ~

 遠野の大伽藍、福泉寺です。
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 日本一の木造一本彫り、観音立像と五重塔の寺。
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 どちらも最近のものですが、手がけたのは現代の職人。

 宮大工、菊池恭二氏率いる金剛組です。
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 1400年以上の歴史を持つ、世界最古の企業でした。

 大阪の四天王寺のお抱え宮大工として長く活躍を続けてきましたが今世紀に入ってから経営危機により大手の小会社となり、事実上歴史に幕を閉じました。
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 建物や本尊の歴史が浅いといっても、そこに流れているものは深い深い歴史を持っている物なんだと、この事実を知って改めて感じた次第です。
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 伝承園に到着です。
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 地図。
伝承園%%http://maps.google.co.jp/maps?q=39.357265,141.569210+(%E4%BC%9D%E6%89%BF%E5%9C%92)&hl=ja&ie=UTF8&z=15%%39.357265%%141.569210%%15

 ルート。
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 入園料は310円です。
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 てかもう五時前です^^;
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 ゆっくりしすぎました。
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 あぁ、そのうち見なければとこの看板を見ながら思ったのですが、半年経ってやっと見ることが出来た感想は、想像以上におもしろかったです。
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 そのお話はまた後日ということで、まずは伝承園です。
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 こちらは野外博物館という位置づけのようです。
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 おなじみ南部曲り家、旧菊池家です。
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 これも移築ということで最初に千葉家に比べかなり小さくなっていますが、こちらも国重文に指定されています。
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 千葉家は、現在も居住しているということで昔ながらの建物ながら暮らしていく上で最低限の設備が目に入りましたが、こちらは財団法人の伝承園管理で保存、展示を行っているので、当時のままの状態を残しています。
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 こちらは違いますけどね。
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 これがオシラサマです。
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 馬の神とも蚕の神とも農業の神ともいわれます。
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 馬と姫と一対が一般的なようです。
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 千と千尋の神隠しで出てきたオシラサマを想像してたらえらい目に遭います。
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 いや、別に何もないんですが全く違う物なので驚きますw
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 あと、実際に家の中でどのように蚕が飼われていたかというのも実演されていました。
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 こういうの実演っていうのでしょうか?
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 実際に飼われています。
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 しかも本当におばあちゃんが、世話をしています。
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 こうやって伝統が残されているんですね。
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 体験コーナーなんてのもあります。
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 取っ手をくるくる回すと繭がくるくる回って細い糸がのびてくるって感じで。
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 で奧に続いているので、どんどん先に進んでみました。
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 先ほど話題にしたオシラサマ。
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 この伝承園のもう一つ有名なところ、というよりこちらが圧倒的に有名なのでしょうが御蚕神堂というのがあります。
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 それがオシラサマを千体祀っているということで、遠野物語と相まって有名になっているようです。
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 このオシラサマ伝説、遠野物語の69話では馬と人との悲恋として書かれています。
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 昔、妻のいない貧しい農夫がいました。

 農夫には美しい娘と馬が一頭いました。
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 娘は馬と仲が良く毎晩のように馬小屋に通い、とうとう夫婦となってしまいました。
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 それを知った農夫は怒り、馬をつり下げ殺してしまいます。
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 それを知った娘は馬にすがりついて悲しんでいたのですが、農夫はその姿を見てさらに怒り、馬の首を切り落としてしまいました。
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 娘はその馬の首に乗りそのまま天に昇っていってしまいました。
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 農夫は馬をつり下げた木で作り祀ったのがオシラサマの始まりとのことです。
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 その後、農夫の夢枕に娘が立ち、蚕を飼うように進めたという話もあります。
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 これが、この地方に伝わるオシラサマですが、この神様の伝承は東北地方のいろんな所でいろんな形で伝わっているのですから、民俗学っておもしろいですよね。
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 初めての東北の旅で出会ったこの地方の歴史。
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 語り継がれる伝承。
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 子供の頃、見たり聞いたりした昔話。
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 西日本に住んでいる私にとってものすごく新鮮な物があり、もちろん共通なこともあり。
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 でもこういう事をしっかり残そうと努力して、それを観光資源として未来へつなげていこうとする姿勢。
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 私はとても好きですね。


つづく。
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テーマ : 国内、史跡・名勝巡り - ジャンル : 旅行

タグ : 岩手 遠野 伝承園

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